またもありました2017名古屋vs福岡PO(プレーオフ)
ウェリントン選手の肩が手前の選手より1mmでも出ていたらオフサイドなのですが、、、

個人的にはこれも誤審と言われると酷な内容かなと思いました。どちらとも取れる場面は人が審判をするサッカーにはつきものだと考えます。
そんなこともあり今回はオフサイドについてまとめてみました。
注意するポイント
(i).基本的にボールを蹴る瞬間で判断します。
(ii).攻撃側の手や腕は判定に関係ありません、プレーに有効な部位で判断します。守備側は最後尾の選手の手が最終ラインであればその手がオフサイドラインになります。

一般的なオフサイドの例。
2人目のDF(1人目はキーパーとは限らないけど大抵はキーパーかな)の手や腕を含む最後方部位をオフサイドラインとし、Bのようにそのラインを超えてパスをもらってはいけないというルール。
よくあるオフサイドの判定場面
一般的な例は理解していても、結構複雑に思えるパターンがあります。
場面ごとにパータンを確認して整理してみましょう。これだけのパターンを理解していれば大丈夫かと思います。
1.スローイン、ゴールキック、コーナーキック

手や置いて蹴るこれらのパターンは気にしなくてよいことになります。
でもボールを持ってGKが蹴る場合はオフサイドがあります。注意しましょう。
オフサイドじゃない
2.後ろへのパス

サイド深く切り込んでボールを戻す場面。
よく見かけるますが、これはCがオフサイドポジションにいてもオフサイドになりません。
オフサイドじゃない
3.裏からの飛び出し

Aが完全にオフサイドポジションでもプレーに関与しない場合。(=ポジションが利益にならない場合)
Cが裏に飛び出してくるBにパスを出してもオフサイドにはなりません。
オフサイドじゃない
4.相手DFが触れた場合
相手DFがカットやクリアなど意図的にボールにふれた後はオフサイドの選手にボールがこぼれてきてもオフサイドになりません。
パスではなくクリアミスがこぼれてきたと考えるとわかりやすいでしょうか。
→オフサイドじゃない
ただしシュートブロックのようなDFの意図的でないボールセーブでボールが弾かれてオフサイドの選手にボールが転がってきた場合はオフサイドが適用されます。
→オフサイド
5.DFがハーフラインを超えている場合
相手の最終ラインのDFがハーフラインを超えていた場合はオフサイドラインがハーフラインになります。

CがAにパスをしてもハーフラインを超えてないので
オフサイドじゃない

同じように見えますが、Aがハーフラインを超えているのでオフサイドになります。
オフサイド
6.ゴールポスト、GKがボールを弾いた
4と同様の考え方ですが、キーパーのセービングは例外となります。

Cのシュートやパスがゴールポストにはね返ったり、GKが弾いてボールがAにわたってもオフサイドが適用されます。
オフサイド
7.シュートシーン

AがオフサイドポジションでCはシュートを選択。
オフサイドじゃない

上と同様のシーンでも、Aがゴールキーパーの邪魔をしている場合はオフサイドとなる。
オフサイド
8.戻りオフサイド

Cからのパスをオフサイドラインより手前でBは受け取りますが、Cがパスする瞬間はB’のオフサイドラインの位置にいるのでオフサイドとなります。
オフサイド
いかがでしょうか、難しいように見えますが、パターンを覚えてしまえばそんなに悩まないのではないでしょうか、、、
いや結構大変ですよね、副審も楽ではないですよね。笑